分譲地の北西角の区画。
敷地の南東角で旗竿敷地状に道路と接続の、いわゆるくせ地。
建物の配置は車の出入りと駐車を第一に配慮したが、北面以外の3方向を家やお墓に囲まれており視線設計や採光に工夫を凝らした建物。
「自分たちの好きなモノ、好きなデザインに囲まれた生活をイメージし、「小さくても快適に心地よく」「年月を重ねるほど味わいが増す家」との想いを強く持ったお施主様。
隣家の目線が気になる南側には大きな開口を設けず、特別な景色が望める北側にリビング・ダイニング・吹き抜けを設置。吹き抜けには高窓を設けることで、視覚的な明るさを補完しつつ、冬場は日差しの温かさを確保し、同時に夏場には温度差を利用し風の流れをもたらしたプランです。
「南側に大きな窓がなければ暗い」という一定の先入観を払拭できる提案ができたと思います。(建築家)
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