2023/02/22
知っておきたい「家のお金」住宅ローン編
今回は「家のお金」、住宅ローンについてのお話です🏠
まず、家を現金一括で購入する方以外は
家の価格よりも住宅ローンの価格の方が高い
という事実を認識してください。
35年、長いものだと50年の長期にわたる住宅ローン。
知っているのと知らないのでは数百万円の差が出るものになりますし、
毎月の家計を圧迫するものになります。
住宅会社や金融機関に言われるがままに契約するのだけはやめてくださいね。
必ず、ご自身で納得してから進めてください😊✨
住宅ローンの種類としては、大きく分けて2つあります。
・全期間固定金利
・変動金利
この2つです。
3年固定、5年固定とかありますが、これらは固定という名の変動金利です。
コチラを選択する必要は今(令和5年2月時点)はありません。
選ぶのは、「全期間固定か変動」このどちらかです💡
まず、金利差がそれぞれどのくらい違うのか計算してみます。
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例:ローン金額 4,500万円 35年返済
①全期間固定金利1.88%(フラット35、2月金利)
②変動金利0.7%(※将来に渡り金利変動が無かったと仮定)
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①全期間固定金利の場合
4,500万円借りて35年後までの返済額 61,450,888円 金利が合計16,450,888円
②変動金利0.7%(※将来に渡り金利変動が無かったと仮定)した場合
4,500万円借りて35年後までの返済額 50,750,208円 金利が合計5,750,208円
全期間固定金利1.88%と変動金利0.7%を比較した場合、金利額の差が10,700,680円
なんと、1,000万円以上もの差になります。
ココだけみると変動金利が良く見えますが、変動金利はあくまでも変動、変わるリスクがあります。
では、どのくらい金利が変わるのでしょうか?
将来が見える人は当然にいませんので、あくまでも想像の世界になってしまいますよね?
なので、仮に想定してみましょう😊
変動金利0.7%→3年後0.5%UPの1.2%→15年後0.7%UP
の1.9%だと仮定した場合
4,500万円借りて35年後までの返済額 57,027,951円 金利が合計12,027,951円
この仮定でも、まだ全期間固定よりも返済総額は少ないですね。
では、
変動金利0.7%→3年後0.7%UPの1.4%→8年後0.9%UP
の2.3%だと仮定した場合
今後8年で急激な金利上昇があった場合ですね。
4,500万円借りて35年後までの返済額 61,800,576円 金利が合計16,800,576円
このあたりから、全期間固定金利と逆転しますね。
大切なのは、金利ももちろんありますが、
将来リスクに対しての心構えができている状態で選ぶ、という事ですね🤗
悪い方向に考えても、良い方向に考えても、キリがないですから将来どの状態になったらどうする。
この判断が出来ていることが大切です。
将来リスクを絶対に許容したくない方は、安全な全期間固定金利を選んで
その分高いコストを支払う方が向いているかもしれませんね。
最後に、住宅ローンは金利だけでなく、手数料や保証料、つなぎ金利、つなぎ手数料等、
借りる金融機関、種類によってもかかる費用が変わりますので、トータルで考えて選びましょう💡
住宅ローンシュミレーションやローンのご相談があれば
いつでも受け付けていますのでお気軽にお申込みください😊✨
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