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COLUMN

2023/01/30

UA値にこだわる必要はない!

愛知県刈谷市は地域区分6(国土交通省告示第二百六十五号)
北海道のように極寒な地域でもないし、

 

高断熱にする費用を設備のグレードアップに使いたい!

 

そういう声もあったりします😯

 

断熱性能を測る基準にUA値があります。

2022年の今、国の基準ではUA値は0.87以下が推奨されており、2030年には0.6以下を目指すような方針です。
高断熱と呼べるUA値はHEAT20(ヒート20)のG1グレード以上の0.56は最低条件ですね。

 

UA値にこだわるとどんなデメリットがあるのか?

①断熱コストが上がる→家の価格が高くなる

 

②大開口サッシ(窓)が付けられない

 

③高気密にしないと高断熱のせいで結露が発生する

 

これらが挙げられますが、

 

 

①断熱コストが上がる

→これは確かにそうです実際、一般住宅と高性能住宅では約200万円ほど差が付くと言われています。
インフレで材料高騰の現在だと250万円ほど差が開くこともあるでしょう。

 

 

②大開口サッシ(窓)が付けられない

→これは窓(ガラス)の性能が良ければ問題にはなりません。その費用増は断熱コストに含まれます。

 

 

③高気密にしないと高断熱のせいで結露が発生する

→これは重要な問題です!高断熱とは、家の内と外をしっかり気密して断熱するから機能するのですが、
気密の悪い、空気の通り抜けのできる家だと、家の内、壁の中、結露が発生します。

結露が発生すると、断熱材によっては性能低下、劣化促進、シロアリ被害と
家の寿命に関わってきます。

高断熱UA値0.6以下の家は気密性能C値最低1.0以下にしないといけません(弊社はUA値0.5、C値0.5以下保証)

 

 

築20年以上の家に住んでいる方は、断熱性能が良い暮らしを経験していないので、

夏はエアコン、冬は灯油ストーブにこたつ。

寝るときは電気毛布や湯たんぽ、朝は寒くてなかなか布団から出られない。

 

こんな暮らしではないでしょうか?🥶

これが普通だと思っていると、高断熱はわざわざお金を出してやらなくても普通で良いよってなりますよね?😯💦

この場合の普通とは、2020年基準のUA値0.87もクリアしてるかどうか分からないレベルです。

 

電気代で見てみると

2020年基準のUA値0.87の家と2030年以降の基準UA値0.46の家で比較した場合、

年間10万円以上UA値0.46の家の方が安いケースもあります。

 

住宅ローン期間35年で見ても350万円以上の差・・どうでしょう。

 

とは言え、設備のグレードアップを優先されたい方もいると思いますので、

この事実を知ったうえで考えてみてくださいね😊✨

 

家づくりのおススメの考え方として
「後から簡単に変更できるものは後回しでも問題ない」という事。

 

断熱・気密は後からではほぼ建替えレベルの工事です。

 

キッチンは仕上げた後に取付けるので、後からでも交換は容易です。

こういう考え方で予算の配分を決めてはいかがでしょうか?🏠

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