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COLUMN

2020/12/22

室内での体感温度の考え方(暖かく暮らせるお住まいのために...。)

人の体が感じる温度(体感温度)ってどんなしくみになっているか、ご存じですか?

よく言われているのが、気温と風の関係。

同じ気温でも風が強いと寒くなり、風速が1m/秒増すごとに体感温度は約1℃ずつ低くなるといわれています。

 

しかしこれは屋外での話。

風のない屋内では以下の計算式で表すことができます。

室内での体感温度=(平均輻射温度+室内温度)/2

 

ここで言う「平均輻射温度」は壁の表面温度と考えていただければ結構です。

屋外でも焚火にあたったり太陽の光を浴びれば暖かく感じますが、人間が体感する温度は空気の物理的な温度だけではなく赤外線でやり取りをする壁の平均温度の影響を強く受けます。

 

例をあげます。

夏場、暑い部屋に入ってエアコンを掛けると、はじめは冷たい風がエアコンから吹いてきて涼しいがしばらくするとまだ暑いのにエアコンの風が弱まり変に思うことはありませんか?

エアコンは空気の温度をコントロールする機械で、設定温度まで室温を下げたらその後出力が下がり定常運転に入ります。
ただこの段階では壁の温度は高いままなので人間の体感温度では暑く、やがて壁の温度が下がってきてから人は涼しく感じるわけです。

つまり室温と壁の表面温度の平均値が、人間の感じる体感温度なのです。

 

高気密高断熱の高性能住宅は、エアコンの設定温度が低くとも人は暖かく感じます。

これもこのメカニズムの影響で壁からの外部への熱の放散が少ないために表面温度が室温に近く、暖房温度をあげなくとも暖かく過ごせます。

またエアコンをかけるとすぐに壁の表面温度が上がるために、エアコンの効きがとてもよく感じます。(もちろん光熱費も最小限で済むわけです)

快適なお住まいをこれから建てられる方は、ぜひこのあたりのメカニズムも頭に入れておいてください。

 

 


PS.

高気密高断熱住宅の見極めは、UA値(外皮平均熱貫流率)・C値(相当隙間面積)という二つの性能数値で行います。

数値についてはまたいずれコラムで書かせていただきますが、暖かいお住まいが欲しいのならば以下の数字が最低基準です。

UA値=0.6未満(数値が低いほど高性能)

C値=1.0未満(数値が低いほど高性能)

 

またサッシで使うガラスについても「熱線遮断型」と「熱線透過型」の二つの種類があります。

これも屋外の輻射熱を屋内を快適にするために利用するタイプと、輻射熱を遮断し影響を最小限にするタイプということになります。

建物の設計とも絡むのですが、理屈がわかっていればどの窓にどのガラスを使えばよいか?適切な判断を下せます。

 

 


 

私たちR+house刈谷のコンセプトは、「建築家と建てる家を、身近に、手軽に」

アトリエ時建築家の建てる高性能住宅を、皆様の手に入る価格で実現することを大きく掲げています。

建築家と話をしていていつも感じるのが、建物の形状をデザインするのではなく「お客様の生活そのもののデザイン」

しっかり考え抜かれた意味のあるカタチであれば、建物のフォルムも自然に美しくなります。

建築家と建てる家は高いという印象を持っていらっしゃるかもしれませんが、現実はそうではありません。

興味を持っていただけましたら、お気軽にお問い合わせください。

 


 

 

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