カタログ請求

ニコット(nicot)|注文住宅を手がける工務店ならニコット(nicot)

COLUMN

2023/07/05

断熱等級って何?徹底解説

住宅性能の中で注目が集まっている「断熱性能」

注文住宅検討者の方は一度は耳にした事もあるでしょう😯

 

2022年に新たな等級も新設され、より性能差が暮らしやすさに表れます🏠

 

 

目次

  1. 断熱等級とは
  2. 断熱等級の違い
  3. 断熱等級を決める数値
  4. 断熱等級を確認する方法
  5. 断熱等級の高い住宅
  6. 断熱等級6以上のすすめ
  7. まとめ

 

 

1.断熱等級とは


正式名称は 断熱等性能等級 と言います。

住宅の断熱性能のランクを示すので

どの会社のつくる住宅でも一律に比較する事ができます。

2022年に新たな等級が増え、

等級1〜7までの7段階、数字が大きいほど断熱性の高い住宅となります。

 

 

2.断熱等級の違い


性能は等級7(高い)→1(低い)

最低でも等級5以上が必須です。

 

等級7:HEAT20 G3グレード同等

等級6:HEAT20 G2グレード同等

等級5:ZEH水準同等

等級4:平成25年基準

等級3、等級2、等級1:レベル低すぎる為割愛

 

 

3.断熱等級を決める数値


断熱等級を決定する要素として「UA値」「ηAC値」の2つの数値があります。

 

UA値:外皮平均熱貫流率、屋根、壁、窓、基礎、家の外側(外皮)から家の熱がどれくらい”逃げやすい”かを示す数値。

逃げやすさ なので、UA値が小さいほど熱が逃げにくく、断熱性能の高い住宅。

 

ηAC値:窓から直接侵入する日射による熱と窓以外から日射の影響で熱伝導により侵入する熱を評価した冷房期の指標。

単位日射強度あたりの日射により家の内部で取得する熱量を冷房期間で平均して外皮面積で除した値。

値が小さいほど家の内部に入る日射による熱量が少なく冷房効果が高い。

 

愛知県刈谷市及び近隣

等級7:UA値0.26 / ηAC値2.8

等級6:UA値0.46 / ηAC値2.8

等級5: UA値0.6 / ηAC値2.8

等級4:UA値0.87 / ηAC値2.8

 

 

4.断熱等級を確認する方法


住宅性能表示制度を活用することにより断熱等級が示せる為、建築士または工務店に問い合わせましょう💡

建築士には建築主(施主)への省エネ基準の断熱等級4への適否を説明する義務があります。

※場合によっては契約後の説明で省エネ基準に適合していない事が判明したときに適合を依頼すると追加費用が発生することがあるので、必ず契約前に確認してください。

 

2021年の国交省資料によると、既存住宅の90%が断熱等級3以下といわれています。

 

 

5.断熱等級の高い住宅


◎室内環境が快適

室内の上下温度差が改善され、吹抜けなど大きな空間をつくってもエアコン効率がよく、夏涼しく冬暖かな暮らしができる

 

◎健康改善

気管支喘息、のどの痛み、アトピー性皮膚炎、手足の冷え、アレルギーの発症が改善されたデータがある

 

◎省エネ

部屋ごとに冷暖房をする必要がなくなり、2.5kw程度の能力のエアコンで家丸ごと効率よく冷暖房できるので、電気代が抑えられる

等級6と等級4(平成24年基準)と比較すると約7.2万円/年間お得になります。

 

◎ヒートショックのリスク軽減

交通死亡事故の件数の約6倍といわれているヒートショック事故の発生リスクが激減します。

 

 

6.断熱等級6以上のすすめ


等級が高くなるにつれ、断熱コストも高くなりますが、ランニングコストとのバランスをみると、最低でも等級5これから家づくりを検討する方は等級6を目指しましょう。

等級6:UA値0.46、HEAT20 G2グレードを目指しましょう。

 

 

7.まとめ


断熱性能は暮らしやすさ、毎月の光熱費と直結します💡

断熱性を高めながら気密性も高めるのが必須なんですが、断熱性能は最低等級5、できれば等級6を目指しましょう。

 

ニコットの標準グレードでの性能実績(2022年度)平均はUA値0.43断熱等級6クリアしています。

 

断熱性能だけでは高性能な家とはいえません。

高性能な家に興味がある、高性能は標準で備えた家が欲しい、という方はニコットへお問合せください😊✨

前の記事 :
次の記事 :

一覧に戻る

CONTACT US

0566-36-9570

受付時間 | 10:00~17:00 
定休日:水曜日