2022/11/01
それ!!寒い家になります。
高断熱の家づくりをスタートする時にまず確認しておきたいのが「UA値」です!
【断熱編】
第1話
高気密と高断熱と換気がセットでなければいけない理由①
みなさまこんにちは🤗広報の恵です🍁
今回より3話にわたり、お家の性能についてお伝えしてまいりますが、まず第1話目は「断熱」についての内容になります。
日本は気候変動が大きく、近年、異常気象という言葉もよく耳にするようになり、年間を通して心地よく生活できる期間がとても短くなったように思います。
後の後悔を少しでも減らせるように、よりコスパ良く住まうお土地の風土にあった快適なお家をつくる為に 大事なポイントをおさえながら、一緒に勉強していきましょう!!
住宅の性能面で担保したい部分は各々ありますが、中でも「冬は暖かく、夏は涼しい」 そんな快適環境が日常に、ベースで確保出来たら最高ですよね!
それが、高気密・高断熱住宅です。
なぜ高気密・高断熱だと冬暖かく、夏は涼しいお家になるのかは、魔法瓶やお弁用のスープジャー、保冷・保温バックを思い出していただくと分かりやすいのではないでしょうか。
更に、より性能の優れた商品の方が保冷・保温力が高く、長時間熱を逃しませんよね?
イメージは同じで高気密・高断熱の住宅はしっかりとした断熱と気密によって空気を外へ逃がしません。また、外気の侵入や熱を防ぐことで快適な温度と湿度を保てるようになっています。
高断熱の家づくりをスタートする時にまず確認しておきたいのが「UA値」です。
断熱性能を図る指標の1つで「UA値」と呼ばれる数値で確認することができ、日本全国を8ブロックに分けた「地域区分」で見ていきます。
👆ぜひ”国交省 地域区分”で検索していただいて、お住まいの区分を見てみてくださいね。
愛知県はほぼすべての市が区分6になります。(以下、区分6で話をすすめます)
区分が分かったら次に、断熱等級というものでUA値がどこにあてはまるのか?
で断熱レベルが分かります。
断熱等級は数字が大きいほど断熱性能が高くなります。
最低でも断熱等級4レベルのUA値0.87以下にはしましょう。←(このレベルは2020年の基準なのであまり省エネに貢献できません。😢)
👆断熱等級5レベルのUA値0.60←高断熱というのは最低この数値以下です。国交省の断熱等級での最高が等級5(2022年9月)
今後、国交省は等級5の上、等級6、等級7を新設する予定です。
つまり、これからの高断熱とはこの等級6以上を指す言葉に代わっていきます。
これから私たちが目指すのは → 👑断熱等級6のUA値0.46、等級7のUA値は0.26 ✨
家は何事もやり過ぎると不経済と言われますが、長期にわたり家族が快適に、より健やかに暮らしていくことが大切💪!!
断熱性能含めて基本性能を考えると、不経済という言葉には当てはまらないのではないでしょうか?
数年、数十年後に簡単にはやり替えられない性能は初めの段階で極力高くしておくことをおすすめいたします。
目先の金額で比べてしまいがちですが、高い性能はそれだけ省エネに貢献しますので、毎月の光熱費も削減できるのです。 🙌😆🙌
もし、このコラムを読んでいただいている方がこれから家づくりを考えているのであれば、住宅会社等で「UA値はいくつですか?」必ず!確認をしてください。
高断熱を謳っていてもUA値が「0.5」を下回っていないのであれば、理想的ではありませんので、確実に下回っている住宅会社を必ず選んで下さい!!
最後までお読みいただきありがとうございました。
だいぶ秋も深まり、肌寒くなりましたね~🍃
晴れた日は青空がとっても美しく、風も気持ち良いですが、朝晩と日中の気温差や🤧💦季節の変わり目に伴う心身の変化等で不調を感じやすくなる時期でもあります。
ご自身のメンテナンスにも配慮し、上手に移行していきましょうね!
次回、第2話【気密編】へ続きます。またお会いしましょうね🤗
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